「アップルレザー」は世界各国の廃棄されるりんごを原料に活用した、革新的なサステナブル素材です。
従来の化石資源由来の原料を植物由来素材に置き換えることで、化石資源消費量を削減し、製品サイクル上のCO2排出量の減少を実現しました。
弊社取扱いの「アップルレザー」はバイオベース度66％のUSDA製品認証を受けています。

USDAバイオベース製品認証マーク

USDAバイオベース製品認証とは
USDA（アメリカ合衆国農務省）が促進する「USDA バイオプリファードプログラム」は、バイオベース製品の市場拡大および雇用創出を目的に運用している認証制度で、バイオベース度（製品における植物由来原料の割合）が既定値を超える製品に対して認証の証明となるラベルの使用を許可しています。
本プログラムにおいて、アップルレザーはバイオベース度66％の製品認証を受けています。

今注目の「ヴィーガンレザー」

アップルレザーはSDGsに配慮した素材であると同時に、ヴィーガン素材でもあります。
食生活におけるヴィーガンは有名ですが、「ヴィーガンレザー」とは動物性の原料を使用せずに作られた合成皮革・人工皮革のことを指します。
ただ非動物性の素材というだけではなく、天然由来の原料を使用し、さらに食料廃棄の問題にも貢献するアップルレザーはより環境にやさしい新世代のヴィーガン素材ということができるでしょう。

2種類のテクスチャーと
全15色のカラー

アップルレザーには、ソフトでなめらかな表面の「スムース」と肌目細やかなシボ感のある「エンボス」の2種類のテクスチャーをご用意しております。
カラーはスムースに7色、エンボスに8色をラインナップ。全15カラーの中からイメージに合う素材をお選びいただけます。

アップルレザーの特長

1.環境にやさしい

特筆すべきは、やはり環境への負荷が少ないことです。従来の合成皮革では、ポリウレタンやポリ塩化ビニールなど、100％石油由来の樹脂を使用しています。石油由来の樹脂は生分解されないため、廃棄しても土には還らず、何十年も地中に残ります。また焼却処分でもCO2が大量に発生し、問題になっています。合成皮革より本物の皮革の方がエコな素材といわれる所以はここにあります。
その点アップルレザーは原料の66％に天然素材を使用し、その分化石資源の使用を抑えています。さらに廃棄予定のりんごを再利用することで、食品廃棄の問題にも貢献しています。

2.耐水性・耐久性が高い

アップルレザーは水に強いのが特長です。水に耐性があるため、加水分解と呼ばれるひび割れや表面の劣化という現象も起こりにくくなっています。
また雨などに濡れた際の撥水性にも長けており、少しの水濡れなら乾いた布でサッと乾拭きするだけでOKです。
さらに摩擦や破れにも強いアップルレザーは非常に耐久性にすぐれた素材といえます。

3.美しい色合いと高い品質
美しい発色の全15色をラインナップしています。個体差が生まれないため、色・耐久性・伸縮性などが均一に仕上がります。常に高く安定した品質で、よりよい製品づくりに貢献します。